診療案内
頚椎
頚部の痛みの原因となる疾患は多岐に渡ります。寝違えなど日常的に起こるものから頚椎症などの加齢による変化に伴う疾患が御座います。当院では診察・検査によって患者様の頚部の痛みの原因を突き止め適切に対処して参ります。
肩関節
日常の診療に於いて肩甲帯周囲の痛みを主訴に受診される患者様は非常の多くいらっしゃいます。いわゆる五十肩と言われるものには多くの疾患が含まれておりその原因をしっかり把握し対処する事が大切です。当院ではレントゲン検査やMRI検査・超音波によって関節内の問題を把握し、患者さんの肩の問題解決に努めて参ります。
肘
肘関節周囲の痛みを訴えて受診される患者様も非常に多く、テニス肘やゴルフ肘・変形性肘関節症など多くの疾患で肘関節の痛みが現れます。肘部管症候群などでも手指のしびれなどが出現致します。また、小中学生の野球肘は選手生命に直接かかわる大きな問題であり早期発見・早期治療に力を注いでおります。
手関節
手関節周囲は腱組織が多くあり腱鞘炎を起こしやすい関節であります。また、骨粗鬆症の高齢者の橈骨遠位端骨折は非常に多く経験致します。腱鞘炎に関しては超音波検査を行い的確に診断が出来ます。また橈骨遠位端骨折は手術を要する場合も御座いますので転倒して手首の痛みがある場合にはご相談ください。
背部
骨粗鬆症のご高齢者では、圧迫骨折によって背部の疼痛や変形が多くみられます。若い時に比べて背が縮んだりした際にはレントゲン検査や骨密度検査が必要となります。圧迫骨折は連鎖的に生じる事がわかっております。骨粗鬆症の検査・治療は背中の変形を食い止めるためにも重要であります。
腰痛
腰痛は日本人の多くの方が経験する一般的な疾患であります。原因も多岐に渡ります。当院では診察・検査をしたうえで腰痛に対して対処して参ります。超音波装置を使用したハイドロリリースもその一つで当院では診察室ですぐに行う事が出来ます。強い腰痛にお困りの際にはご相談ください。
股関節
変形性股関節症に代表される股関節疾患も多くの患者様が困っております。関節の痛みのために歩行障害や関節が硬くなってしまい、日常生活動作に著しい障害を来します。まずは診察や検査を行い病態の把握に努め保存療法を行いますが、それでも股関節の状態に改善がみられない場合には手術を勧めさせて頂く場合も御座います。
膝関節
膝関節も年齢と共に軟骨がすり減り変形性関節症に至ることが多い関節であります。当院では手術に至る前の治療を重点的に行い症状の改善を図っていきます。外来での治療でも症状の改善が得られない場合などは手術を勧めさせて頂く場合も御座います。またスポーツ選手の半月板損傷や前十字靭帯損傷も多く経験します。当院で診察・検査を行い最善の対処法を患者様に提供いたします。
足部
日常の診療を行っていて足関節捻挫の患者様は非常に多く受診されます。詳しく診察すると足部の機能低下(扁平足や足部筋群の機能低下)が多くみられます。また足底腱膜炎や外反母趾などでお困りの患者様もご相談ください。
ケガ
日常生活において転倒して擦りむいたりする事はよくある事だと思います。傷が出来てしまった場合、出血が止まらない場合や傷が汚染されている場合などは適切な処置を要します。傷の事でお困りの際にはお気軽にご相談ください。
骨粗鬆症
当院では骨粗鬆症の診療に力を注いでおります。骨粗鬆症の潜在患者数は日本で約1400万人存在すると推計されております。その約80%は未治療であります。骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折や大腿骨近位部骨折は日常生活動作を大きく損ねる事がわかっております。今後、骨粗鬆症による骨折などで寝たきりになってしまう患者様を出来るだけ減らす事が出来るように頑張って参ります。また現在は骨粗鬆症の治療薬も多岐に渡ります。患者さまに最適なお薬の選択が大切だと考えております。分からない事がりましたら丁寧に説明させて頂きますのでご相談ください。
成長期のスポーツ障害
成長期の子供の成長軟骨・骨はまだ弱く、練習の過多や過大なストレスで剥離骨折や疲労骨折を起こします。毎日の診療でも様々な体の痛みを抱えながらスポーツを一生懸命頑張っている選手が受診されます。チームでの選手のポジション、お子様の学年・チーム内でのレギュラーポジションの競争などいろいろな事情があると思います。しかし障害を抱えながら練習や試合を継続するのはパフォーマンスの低下や障害のつながる可能性が御座います。選手が周りの指導者や親に身体の痛みの事を相談できる環境も必要です。当院では成長期の選手が痛みなくスポーツになるべく早期に復帰できるよう医学的な根拠に基づきアドバイスを出来るよう努めて参ります。
運動器リハビリテーション
当院では理学療法士が常勤しております。移動能力が低下している御高齢の患者様やスポーツ障害でパフォーマンスが発揮できない選手、手術のリハビリテーションをご希望の患者様などに対応致します。また、理学療法士がストレッチやテーピングなどの指導も行っております。運動器リハビリテーションを始める前にまず医師が診察・必要な検査をお行います。その後、理学療法士と情報を共有し運動器リハビリテーションを行って参ります。運動器リハビリテーションは予約制になっております。